読書メーター 2021年6月まとめ

　6月の読書メーター　
読んだ本の数：7
読んだページ数：2266
ナイス数：720

国道食堂 2nd season (文芸書)の感想
シリーズ第2弾。国道食堂女性ネットワーク恐るべし🤨悪役一人に対して、トラックドライバーから始まり、次から次へと繋がっていくさまは痛快😆　伝言ゲームやったらとんでもない方向に向かうのにね。この話の流れは、大体のところ想像できるのでDV夫のことも元プロレスラーが解決するでしょうってわかってたもんね😅　小路幸也さんを読んでる人はみんなそうか🤣　話が出来過ぎとか、こんな偶然ないやろとか、笑いたい人は笑えばええねん。これが小路ワールドです🤔
読了日：06月28日 著者：小路幸也
アンダードッグスの感想
暗躍するプロ達の中で、素人スパイは一人だけ………しかし日本の官僚はなんと優秀か！裏金作りもセーフティネット構築も運営もこなして、最後はハードボイルド。こんなん全然〝負け犬〟ちゃうやんねえ😅いっぱいドンぱちあって、いっぱい騙し合いもあって、誰がどこの手先やねん、っていろいろ混乱しましたが、ミステリーとしても面白く読めました😆　しかし、珍しく露が善人、中と英が味方、アメリカが極悪人🤣って作者は、共和党嫌い？反トランプ😓
読了日：06月26日 著者：長浦 京
ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介の感想
もう次から次へと魅力的な変わりもの探偵が現れて、川瀬さんにはほんまに脱帽です😆ヴィンテージガールは赤堀センセを引きずってるような気もしますが、骨董品？の知識は凄いです。言われるままなんで、騙されててもわかってないおっさんですが🤪相棒の仕立て屋さん（こっちが主役ぽいですが）の服飾に関する知識もすごい。さすが文化服装学院仕込み（あっケンゾーさん御愁傷様です）🤨こんな感想書いてるおっさんも実は過去服飾関連の仕事し、ヴィンテージ家具屋さんを店子とした仕事したこともあり、（続く）　
読了日：06月19日 著者：川瀬 七緒
少年と犬の感想
こんなに泣かされたのは久しぶり😭途中、もしかしてこの犬と出逢ったら死んでしまうのって思いながらも、最後を看取ってくれるために現れるのかと考え直した。最終話は少年を助けてくれるだけでなく、その両親も地域の人達も救ってくれてから逝ったみたいです。こんな犬がそばにいて欲しい🤨子どもの頃テレビドラマで見た、名犬ロンドンを思い出した。賢いなぁ🤨うちにも居ったらええのになぁって思ってました。今またそんなこと思い出させてもらいました。これは皆涙腺が緩んだことでしょう。直木賞でも秀逸やと偉いおっちゃんは思います😅
読了日：06月16日 著者：馳 星周
殺人鬼がもう一人の感想
いやはや悪い奴ばっかりでしたね〜🤣　葬式の話はもうその典型。主役の砂井巡査は、ほぼ出てないのでその他の人たちって😆　まあ砂井さんが出ずっぱりでも、品行方正とも言えず役得あり？頭が切れるとこは、場末の警察署に飛ばされても文句なし。こんなとこが上司に疎まれたんでしょうか。結婚式の話だけは、大人しくしてたようやけど、周りが警察官👮‍♂️だらけやったからかな。楽しい本でした。／　作者の若竹さんを読むのは2冊目やから詳しくないので、どうなのかわからんけど竹緒さんって他の話で主役張れそう🧐キャラ立ってるもん！
読了日：06月13日 著者：若竹七海
一人称単数の感想
文学者って死にたがるのか、歌集を残して　／　バターになったのはトラやったか、クリームになったのはピアノ演奏会に行けなかったボク　／　架空のコーヒーとジャズからボサノヴァ　／　かつての彼女は飛行機病になったのか、ビートルズを抱えて　／　若松の足を想像して黒ビールが進む　／　プロミュージシャンの演奏が良いのか悪いのか、本当にわかるのかな　／　品川猿とサッポロビール飲みながら話を聴きたい　／　かっこつけてギムレット飲みながら本読むと、外はデュラハンの街
読了日：06月09日 著者：村上 春樹
店長がバカすぎての感想
いきなりイライラの原因をセクハラでキメテきたのかって思ったけど、これは女性同士やからええのか🤨登場するオトコ達はみんなポンコツ🤪書店員のみんなはそいつらに呆れ果ててるけど、どっかで認めたり可愛く思ったりしてる😅これって作者の願望？作中の表題作名では「本屋さん大賞」取れへんかったけど、ちょっと謙遜したんですかぁ🤣〝バカ〟だった社長だけ万引き犯で終わって、そのままほったらかし🤣できれば本物の本屋大賞2位になって欲しかった本でした😆
読了日：06月03日 著者：早見和真

読書メーター