2021年12月 読書メーターまとめ

12月の読書メーター
読んだ本の数：7
読んだページ数：2253
ナイス数：547

月下氷人 金椛国春秋外伝 (角川文庫)の感想
図書館で新しい本を発見して、なんも考えんと借りてきてはいけません😓家に帰ってカバー裏見たら、なんとびっくり10巻も続いてる人気シリーズの外伝らしい😅気を取り直して まぁ外伝やから話は繋がってないやろ〜と思ったけど、いやまあなんというか、ついていけんというか、人物の関連を理解するのに、手惑いましたぁ🧐それでも中国風な架空の国で起こってる風習なんか興味深く読めました。ストーリーは最初っから読まんとわからんよねぇ😆機会があればまた読みますよ、面白そうやし！
読了日：12月29日 著者：篠原 悠希
この本を盗む者はの感想
この〝お話〟は、……お話でええよね😀　本屋さん大好きで立ち寄ると時間を忘れ、図書館に入ったらテンションあがったり、ちょっとトイレが近くなったり😆取扱説明書でも成分表示でも活字が在れば、つい読んでしまう、この読書メーターの住民さん達にピッタリはまってしまう〝不思議の国のアリス〟でした。こんなファンタジーの世界についついのめり込んでしまいました😄　ましろちゃんと散歩に行くともしかして不思議の世界に連れて行ってくれるかも😊
読了日：12月22日 著者：深緑 野分
荒城に白百合ありての感想
冒頭は大河ドラマに登場する姫たちが目白押しのようでした。nhk系かと思って読み進んだのに表舞台ではなく革命に翻弄される侍と武家娘が主人公。　会津藩といえば、おっちゃんのイメージは新撰組や白虎隊が大半を占めますが、登場はほんの少し、“龍馬と海援隊“や“高杉晋作と奇兵隊“は影も形もなくメジャーな人物たちは、ここでは脇役に徹してながらも歴史の重要な勘所を押さえてて、新鮮な感じで維新が進む中での窮屈そうな武家世界が描かれてたように思います。　偉そうなレビューですが、主人公鏡子さんにキャラ合わせました😆
読了日：12月19日 著者：須賀 しのぶ
24時間走の幻影 (実業之日本社文庫)の感想
初読みのマラソンランナー作家さんでした。無謀な麻友ちゃんに象徴されるように、そしてプロローグらしきA スタートにも出てくる「…、若いっていいわねえ」の言葉通りのお話やと、おっさんは羨ましく読みました。中には悲しい出来事もあるけど、みんな仲良くなって微笑ましい😄24時間も走り続けるのは想像できませんねぇ、学生時代には48時間麻雀はやりましたが、最後のほうは自分に回ってくる僅かな間に寝てましたもんねぇ😂いやそんなアホな話ではなく、健康的なほのぼのした青春小説でした😀
読了日：12月11日 著者：倉阪 鬼一郎
商売繁盛 時代小説アンソロジー (角川文庫)の感想
◆朝井まかて「晴れ湯」少女の三助さんが可愛いけどコンプライアンスがって思ってしまう😓　◆梶ようこ「月に叢雲、花に風」お兄ちゃんの根回しは完璧🤨　◆畠中恵「利休鼠」付喪神は鼠になって走らんのかい😆　◆西條奈加「千両役者」アレルギーは怖いねぇ役者も手が早いねぇ😅　◆宮部みゆき「坊主の壺」人徳ある人を何も蛸壺に入れんでも🧐　⬅︎宮部さんだけ既読、5人の作家さんは流石でしたが、全員愛読したいけど長編がいっぱいあって手を出せそうにありません🤨だから、こんなアンソロジーって嬉しい😆
読了日：12月08日 著者：朝井 まかて,梶 よう子,西條 奈加,畠中 恵,宮部 みゆき
赤頭巾ちゃん気をつけて (新潮文庫)の感想
47、8年ぶりの再読😆図書館で見かけて思わず借りました。固有名詞なんかは、昭和のおっさんおばちゃんしかわからんでしょって自虐をこめながらも懐かしさでいっぱい。そこかしこに大好きやった言葉やシーンが満載で、感想なんか255文字では書き切れません🤨今やったら薫くん始めキャストたちは上級国民なんてディスられるとは思いますが、初めて読んだ時は、もう70年安保は終わって過激派がテロ活動に入ってる頃、アホな高校生でしたが今でもこの本がバイブルです。東大に行く頭はなくても「みんなを幸福にしたい」気持ちは忘れない。
読了日：12月03日 著者：庄司 薫
くれなゐの紐 (光文社文庫)の感想
名前も作品も全っ然知らない聞いたこともない作家さんでした。なので、この物語にはベースがあるのか、全くのフィクションなのかもわからないまま読み始めたので、マユツバものでページを捲りました。いや、なかかなというかこれは面白かった😆男装の麗人と歌舞伎の女形も逃げ出しそうな男子の組み合わせが、ちょっとややこしいながらも引き付けられました。不良少女団って大正の時代にベースがあったようで、与謝野晶子や平塚らいてうやモボモガやカフェの女給さんってイメージしかなかったけど、面白そうな時代です。期待してなかったけど満足。
読了日：12月01日 著者：須賀 しのぶ

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